精神疾患で休職後に復職した症例の復職継続率
武神の過去メルマガの転載です。お役立て頂けますと嬉しいです。
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メルマガ読者の産業医の先生から質問がありました。
メルマガ読者のあなたにもシェアさせていただきますね。
====質問====
先生は多くの企業で産業医を経験されていると思いますが、
精神疾患で休職後に復職した症例の復職継続率はどれくらいでしょうか?
某製薬会社の専属産業医N先生のところでは90%以上
との論文を読んだ記憶がありますが、
私にはとても90%は無理です。
(もちろん基礎疾患にもよるでしょうし、
企業の対応など、産業医の力だけでは如何ともしがたいところもあるのでしょうが)
復職を持続させるコツなど、
お時間のございますときにでもご教授していただければ幸いです。
====ここまで====
隠すことなくお答えさせていただきます!
====回答====
ご質問どうもありがとうございます。
復職継続率のデータは、分母や期間をどうとるかでだいぶ違うと思います。
僕は、正確なデータではありませんが、
ざっくばらんに感覚的には、復職できるのは9割りを超えます。
==ここからが大事!==
ただし、これは
「本人が復職希望の意志を持っても復職できない人を復職できない」
と定義しています。
つまり、
休職中に転職や退職を決めた人は分母にもはいりません。
休職期間が終わりそうだと諦めた人も、いれてません。
また、僕はせいぜい
復職後1-2ヶ月続いたらokと考えています。
会社に永続的に働くのではなく、
病気からの社会復帰の場として復職してみて
それくらいの期間で自信をつけて転職する人たちもそれなりにいますので。
お断りですが、
また、僕のクライエントは外資系が多く
平均在籍日数が数年で、終身雇用の感覚はありません。
他に追加として、忘れていけないのは
そもそも、企業側の受け入れスタンスにもよるでしょう。
以上のような点は
某製薬会社やご質問主の産業医先生の会社ともかなり違うと思います。
なので、
会社間の比較はあまり意味がないと感じちゃいます。
個人的には、
復職率にこだわりはありません。
それよりも
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患者さんがその後の人生で
休職するレベルまで病気にならない方法
を掴んでくれればいいと思っています。
=====================
なので、
転職、自主退職大歓迎です。
むしろ、
休職中のフォローアップ面談では、
判断できるレベルの人には
それをポジティブに考えられるような働きかけもします。
でも、クライエントによっては、
従業員が会社にぶら下がりたがる(居残りたがる)企業もあり、
そういうとこはなかなか難しいです。
そういう会社こそ再休職する人が出てしまいます。。。
=============
復職を持続させるこつ、、、
=============
転職退職welcomeのスタンスなので、
また、再発するようなら自分から退職するのが
健全と思っているので、
あまり考えたことはありません。
ただ、復職後も数回は必ずフォローします。
====ここまで====
質問の中の論文はこちらです。
ご参考までに。
www.jstage.jst.go.jp/article/sangyoeisei/54/6/54_E12001/_pdf
6/30に福岡セミナーで、
こういったご質問をお待ちしています!
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以上、お読みいただきましてありがとうございます。
コメント、ご質問等、お待ちしております。
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全てしっかり、読ませていただいております。ご質問には、真剣にお答えさせていただきます。
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時間:16時開場、19時終了。その後懇親会あり。
費用:セミナーのみ4320円、セミナー+懇親会8640円。
場所:リファレンスはかた近代ビル貸会議室107号室
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定員:20名
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内容:
私が以下内容をお話しします。
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ストレスチェック制度を、会社のリスクマネジメントに活かしていますか?
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あなたの会社やクライエントが、ブラック企業とよばれないために、”今”するべきこと
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私の提案する新たな過重労働対策
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・日本ストレスチェック協会について
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以下の動画以上の内容をお届けしたいと考えています。
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youtu.be/mTcSMHMTO9I
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