【出社に関しての企業からのご質問にお答えします】

2020-06-06

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外資系エリート1万人をみてきた産業医が教えるメンタルが強い人の習慣(PHP研究所)
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タフでハードな環境でも元気に働き続けている人は何が違うのか?
その「ストレスとの上手な付き合い方」とは?
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武神の過去メルマガ転載です。
ご参考となりましたら幸いです。

今日は、
【出社に関しての企業からのご質問にお答えします】
について、お話しさせてください。
お役に立てば幸いです。

6/1より原則全社員出社勤務になった会社は、
私のクライエントでは実際は1割以下です。

が、
ボチボチ、世の中が、「withコロナ」の生活としての
出勤を伴う勤務へ動いていると感じています。

そんな中、以下の質問をいただきましたので、
あくまで個人的見解としてお答えさせていただきます。

—–【質問】—–
Split体制勤務を実施している他社では、
現在マイカーまたはタクシーでの移動が義務となっていると聞きました。
Split体制で勤務が開始されたとして、オフィスでは席の配置など
ソーシャルディスタンスを保てるかもしれないが、混雑した電車で
長距離移動するのかが不安。

電車内では容易にソーシャルディスタンスを保てないと予想されます。
時差出勤にしてもどのように実現したら有効かがわからず、
産業医の先生に有効な実例があればお聞きしたいです。

—–【お答え】—–
あくまでも個人見解です。

1.
現在split体制等で勤務している会社もありますが、
・本当に必要な人たちを出勤させている会社
・ある程度社員の希望でしている会社

その状況で、交通費を会社負担でタクシーにするかなどは、
かなり幅が広いです。
距離や値段制限がある会社もあります。
など、その程度は様々です。

2.
オフィスなら「ソーシャルディスタンスが保てる」から安心、
通勤電車は危険という意見は他社でもありますが、
感情(気持ち)としては理解できます。

しかし、医師の衛生概念からすると、
50%が出勤したオフィスで「ソーシャルディスタンスが保てるから安全」
という考え方自体が危険に思います。

社員が数ににれば、廊下、トイレ、会議、
昼を外に買いに行く(レストランで食べる)などなど、
様々なリスクがあります。

机についたてをおくべきかなどの相談も
他社ではありましたが、
それで「安全」が保証されるとは全く思いません。

その効果効能はあくまで、
”心配している社員の感情を満足させる(納得して出社してもらう)”
程度のものと思います。

個人的に効果的と思うのは、
出社人数(割合)の制限、通勤中と会社でのマスク義務、
こまめな手洗い、フロア間の移動禁止、(できれば会議も禁止か制限)
かと思います。

3.
時差出勤に対して。
これはやる価値はあると思います。
(手間に対して、従業員側の満足度は増えるという意味で)

出社する人たちの自主性に委ねるのがいいと思います。
ここの電車の混み具合は異なりますので。
また、出社組は会社にいて欲しいコアタイムは
あった方がいいと思います。

以上、あくまで個人的な感覚です。

いかがでしょうか。
以上、お読みいただきましてありがとうございます。
コメント、ご質問等、お待ちしております。
bit.ly/jw17lT
全てしっかり、読ませていただいております。ご質問には、真剣にお答えさせていただきます。

今日もお読みいただきどうもありがとうございました。
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