厚生労働省の健康づくりのための睡眠指針2014について
いつもこのブログをお読みいただき
どうもありがとうございます。
産業医の武神です。
今日は、
【厚生労働省の健康づくりのための睡眠指針2014について】
について、お話します。
前回の睡眠ガイドラインは
平成15年3月に「健康づくりのための睡眠指針~快適な睡眠のための7箇条~」
という形で発表されていました。
その後10年が経過し、
睡眠に対する科学的知見も蓄積され
2013年から2022年までの
健康日本21(第二次)(二十一世紀における第二次国民健康づくり運動)
も始まったことから、今回の発表となったのだと思います。
以前の睡眠ガイドラインは、
【いい睡眠のコツ】
を主に説明していました。
今回のものは
【睡眠の大切さに主眼】
をおいている感じがします。
個人的には、今回のもののほうが好きですね。
以下のように、頭の中でフレーム作ると
とらえやすいです。
衛生委員会でご活用ください。
1条は総論
2~5条は基本的な知見
6~10条は予防や保健指導
11、12条は睡眠異常の早期発見
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厚生労働省「健康づくりのための睡眠指針2014」
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1条 良い睡眠で、からだもこころも健康に
2条 適度な運動、しっかり朝食、ねむりとめざめのメリハリを
3条 良い睡眠は、生活習慣病予防につながります
4条 睡眠による休養感は、こころの健康に重要です
5条 年齢や季節に応じて、ひるまの眠気で困らない程度の睡眠を
6条 良い睡眠のためには、環境づくりも重要です
7条 若年世代は夜更かし避けて、体内時計のリズムを保つ
8条 勤労世代の疲労回復・能率アップに、毎日十分な睡眠を
9条 熟年世代は朝晩メリハリ、ひるまに適度な運動で良い睡眠
10条 眠くなってから寝床に入り、起きる時刻は遅らせない
11条 いつもと違う睡眠には、要注意
12条 眠れない、その苦しみをかかえずに、専門家に相談を
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